2023年08月02日
時鮭の切り身
脂のたっぷり乗ったつるりとした身。
ほくほくとした噛み心地はなんとも心地よく。
磯の風味がふんわり口の中を泳ぎます。
まるで海をそのまま頬張ったかのような感覚。
元々塩締めしてあるので、塩味は若干強め。
鮭の身のうま味をきりりと引き締め、味わいにハリを与える。
噛めば噛むほど舌に味がしみ込み、後味にふっと抜ける潮の風味がしびれるほどに気持ちいい。
2023年03月24日
スーパードライ
色は透明感のある淡いゴールド。
麦の香ばしい香りがさっと鼻をなでる。
味わい爽やか。
シャキンとした、鋼のようにキレのあるシャープな飲み口はこれぞスーパードライ。
スピード感満点の飲み心地。
スパッと入って、スパッとキレる。
そして後味もまたスキッとしたきれいなフィニッシュ。
たまらんですね。
鍛え抜かれた短距離ランナーの様な爽快さ!
2022年09月13日
塩カツ丼
溶け合うごはんの甘みとお肉の甘み。
お肉だけで食べるよりもグッと味のボリューム感が増して、うま味のノリが断然冴える。
塩ダレは程よくお米にしみ込み、さっきのような過剰な塩分感は感じない。
あくまで味をキリっと引き締めるだけの、裏方役な立ち位置。
水菜もいいですね。
お肉のオイリー感をきれいに洗い流して。
みずみずしい鮮度感がキラリと光る。
これなかなか美味いよ!
塩ダレのカツ丼なんて初めて食べるけど、思ってた以上の美味しさ。
かつやさん、面白いの考えるね!
2022年08月26日
フライドポテト
お店のおねーさん、ちょっと多めに入れてくれたんじゃない?
あふれ返ってます。
外面カリカリ、内面ほくほく。
この両極のコントラストが何度食べても素晴らしい。
お芋の味はほっくり柔らかく、ふわりふわりとその大柄な滋味を口の中で膨らませていく。
スケールの大きな大地の味。
そして最後にピリっと走る塩のミネラル感。
この塩加減、効き具合が絶妙で。
ついでに指をぺろっと舐める(笑)。
2022年05月08日
冷ややっこ
冷ややっこにお醤油ちょろり垂らして。
うす味ですね、この醤油。
わたしはもーちょっと濃い目が好き。
ちべたーい豆腐がするんと喉を通る。
この冷え冷えの温度感がなんともイ~い感じ。
野菜炒めのオイリーな後味を、豆腐のさっぱりとした美味しさがきれいに洗い流す。
シャキンと頭の先まで走るみずみずしい緊張感。
2022年01月09日
ステーキ弁当
お肉。
外側はこんがりこげ茶色、内側は赤みの差す茶色。
肉質しとしと。
スジは全くなく、さくっと噛み切れるソフトなお肉。
噛み進むに従って、うま味たっぷりの上質な肉汁がじっとりと湧き出す。
澄み切った石清水の様な清々しい肉汁。
ちょっと植物的なニュアンスも感じますね。
山椒かな?
爽やかなアクセントがさり気なく後味に走ります。
2021年10月01日
海老シューマイ
ふっくらと柔らかな餡。
しっかりと練り込まれた挽肉は、とろけるような舌触り。
むっちりとした粘りがなんとも心地よく、お肉のうま味をとろとろと滴り落とす。
噛めば噛むほどに甘く、そしてオイリー。
肉汁と言うよりも肉密と表現した方がいい、そんな濃密な美味しさ。
そのシューマイの上に乗っかった甘エビはぷりっぷり。
白身の淡白な味わいはどこか上品で。
シューマイのとろける味わいに、磯の風味をほんのり付加する。
さり気なく美味しさのレベルを上げてくれる見事な存在感。
2021年09月17日
釜揚げうどん
ちゅるっとすするとしっかりとした弾力感で。
麺肌にややザラつきがあり、コシも少し弱いかな~という気がしますが、その辺は個性の範囲内ということで(笑)。
小麦感はしっかり出てましたね。
ひと噛みごとに湧き出す、豊潤な穀物の風味。
ふんわりとした大きな味が、口いっぱいに広がる幸せ。
そしておつゆとの相性が最高で!
小麦のうま味に魚介出汁の香味がキリっと合わさって、こぼれ落ちるほどの美味しさ。
こりゃンまぁいよ♪
2021年07月02日
牛丼
お肉。
質感ややパサ。
そのお肉にどっぷりとタレがしみ込んでいる。
そのタレの濃いこと!
思いっきり味付けまくりって感じ。
いつも思うんだけど、すき屋の牛丼って牛肉の味を生かすというよりも、牛肉の味を諦めて、調味料で無理やり味付けしてる気がする。
どことなく力づくな印象。
コスト考えたら仕方ないのかもしれないけど、もっと牛肉のうま味どん!な牛丼が食べたいな。
2021年05月23日
ソーセージカレー
ルーは黄色の強い茶色。
液質シャバシャバ。
口当たりこそまろやかな甘みが感じられるものの、後からスパイスの刺激がピリピリ立ってくる。
辛さ的にはミドルレベル。
なおオーダーは”辛さ普通”で頼んであります。
辛党はさらに辛さ増し(有料)できますので、お好きな辛さで。
わたしゃこのデフォの辛さ加減が一番好きです。